年間30万円の税理士を手放した話。AIで確定申告が変わった

年間30万円の税理士を手放した話。AIで確定申告が変わった

2026-05-11 | 資産形成×AI

今年の確定申告が終わった直後、私は税理士との契約を終了しました。副業を始めてから数年間、年間30万円ほど払って確定申告を任せていました。でも今年からは、タックスナップというアプリを使って自分でやっています。費用は月980円(2026年5月時点)。「AIが進化したおかげで、確定申告のハードルがここまで下がった」と実感したのが、手放す決め手でした。税理士を不要にしたのは、私の成長でも決意でもなく、ソフトウェアの進化です。


Before/After:税理士ありとタックスナップの比較

まず正直な比較をお見せします。

項目税理士あり(以前)タックスナップ(今)
年間費用約30万円約1.2万円(年払い)
作業の手間書類を渡すだけスマホで仕訳・申告
仕訳の精度税理士が対応AI 自動仕分け
スマホ対応なしスマホのみで完結
精神的ストレス「高いな…」という感覚「自分でできた」という感覚
確定申告書の作成税理士が完成させるアプリが自動生成

費用差は年間約28万円(2026年5月時点)。この差が「手放す」判断につながりました。

私が税理士を手放した理由

正直に書くと、「税理士を雇うほど大きく成長させていない」という判断です。

副業を始めた頃は、取引が複雑でした。仕入れ先も販売先もバラバラで、何を経費にしていいかわからない状態でした。そのタイミングで税理士に依頼したのは、正しい選択だったと思っています。

でも数年経って、物販の仕入れ先と販売先が固定化してきました。毎月の取引パターンはほぼ同じ。経費の種類も大きく変わらない。税理士に相談するような複雑な判断が、ほとんど発生しなくなっていました。

それでも年間30万円を払い続けていたのは、「自分でやるのは怖い」という不安からです。以前の会計ソフトはとにかく難しかった。勘定科目や仕訳の知識がないと進めない感じがして、「これは税理士に任せるしかない」と思っていました。その感覚を変えたのが、AI の進化です。

AI でソフトが変わった話

2〜3 年前の確定申告ソフトと、今のソフトは別物だと感じています。

以前のソフトは「仕訳を入力する場所を提供するツール」でした。使う側が勘定科目を理解して、正しく入力する必要がある。知識がないと動かせないものでした。今のタックスナップは違います。銀行口座やクレジットカードを連携すると、AI が取引を自動で仕訳してくれます。最初は「これ合ってる?」と確認しながら使っていましたが、AI が学習していくので、2〜3 ヶ月後にはほぼ修正不要になっていました。

項目以前のソフト(数年前)タックスナップ(今)
仕訳の入力自分で手動入力AI が自動仕分け
勘定科目の知識必要ほぼ不要
学習機能なしあり(使うほど精度 UP)
申告書作成入力後に自分で確認アプリが自動生成
スマホ対応PC 前提スマホのみで完結

「税理士に任せるしかない」と思っていた理由の大半は、ソフトが難しかったからです。AI がその壁を取り除いてくれました。

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MF クラウドからタックスナップに乗り換えた経緯

以前はマネーフォワード クラウドを使っていました。機能は十分なのですが、私の使い方では「多機能すぎる」という感覚がありました。物販の取引が固定化してからは、複雑な機能をほとんど使わなくなっていました。でも料金は毎月発生する。「もっとシンプルなもので十分では?」と思い始めたタイミングで、タックスナップに出会いました。

タックスナップに乗り換えて良かった点:

乗り換えで少し手間だったのは、過去データの移行です。前年分までの申告は税理士との最後の仕事として完了させ、今年分から自分でやる、という形にしました。

タックスナップを使ってわかったこと(正直な評価)

良かったこと

気になったこと

こんな人に向いている(スモールビジネス向け)

タックスナップはスモールビジネスや副業規模にこそ力を発揮するツールです。シンプルな取引構造であれば AI 自動仕分けの精度が高く、学習が速い。月1,000円以下で確定申告を完結できるコスパは、小さく動かしている段階では特に大きなメリットです。

こんな人は慎重に検討を(拡大中のビジネス)

事業が拡大するフェーズでは、税理士のサポートによって節税効果が費用を上回るケースが出てきます。「今は自分でできている」と感じていても、規模や複雑さが変わったタイミングで税理士への相談を再検討する視点は持っておくといいと思います。

よくある質問

Q. 税理士なしで本当に大丈夫ですか?
取引がシンプルで固定化しているなら、今の AI 搭載ソフトで十分対応できると実感しています。ただし、不動産収入や海外取引など複雑な案件がある場合は、税理士のサポートが必要だと思います。私自身、物販の仕入れ・販売先が固定化してからは「難しい判断」がほぼなくなっていたので、タイミングが合っていました。

Q. タックスナップと freee やマネーフォワードはどう違いますか?
freee やマネーフォワードは機能が豊富な分、操作が複雑な印象です。タックスナップは「確定申告に必要な機能に絞った」設計で、スマホでの操作感がシンプルです。使い込んでいく機能の量が違う、と感じました。

Q. 途中から税理士に戻すことはできますか?
もちろんできます。取引が複雑になったタイミングや、事業が大きくなった時に税理士を再度頼む選択肢は常にあります。今は「自分でできる規模・複雑さ」なので自分でやっている、というだけです。

まとめ

税理士を手放すかどうかは、事業の複雑さと「ソフトで対応できる範囲」によって決まると思っています。AI の進化で、その「対応できる範囲」が広がったのが今の時代の変化です。今は小さく動かしている段階だから自分でできている、という自覚と、拡大したら見直すという判断軸の両方を持っておくのが大切だと感じています。

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