営業職がiDeCoを始めた実体験

営業職がiDeCoを始めた話|
転職後・月5,000円スタートの実体験

2026-05-04 | 営業職×資産形成

「iDeCoって聞いたことあるけど、何から始めればいいかわからない」「営業職って収入が不安定だから、積立は怖い気がする」——そんなふうに思っていた時期が私にもありました。
転職をきっかけにiDeCoを始めて、月5,000円からコツコツ続けています。老後に対する漠然とした不安が、少し楽になった実感があります。手続きの流れと正直な感想を書きます。

私がiDeCoを始めたきっかけ|転職がターニングポイントだった

前の職場では会社の確定拠出年金(企業DC)に加入していました。転職したタイミングで、それをiDeCoに移換する手続きが必要になりました。「どうせ手続きするなら、自分でもちゃんと考えよう」というのが始まりです。

きっかけは正直、能動的なものではなかったのですが、調べてみると節税効果が思っていたより大きいことに気づいて、そこから本格的にやろうと決めました。

Before / After|何が変わったか

項目Before(iDeCo前)After(iDeCo後)
老後への意識「なんとかなる」で思考停止毎月積み上がる数字が見えて安心
節税特になし掛け金全額が所得控除に
資産管理給与口座に置きっぱなしiDeCo+運用で自動的に増える仕組み
老後不安「営業成績次第で将来が不安」毎月の積立で不安が和らいだ

iDeCo加入の流れ|実際にやったこと

STEP 1:証券会社を選ぶ

私は楽天証券を選びました。理由は単純で、もともと楽天カードを使っていてアカウントが既にあったから。使い慣れたサービスでまとめると、管理が楽になります。

証券会社選びで見るべきポイントは主に2つです。

ポイント内容
運営管理手数料無料が基本。有料の金融機関は避ける
投資信託のラインナップ信託報酬が低い商品が多いか

楽天証券・SBI証券・松井証券あたりは手数料無料で投資信託の数も豊富なので、どこでも大きくは外れません。使いやすさや既存口座との兼ね合いで選んで大丈夫です。

STEP 2:掛け金を決める

私は月5,000円からスタートしました。「少なすぎるかな」と思いましたが、iDeCoは60歳まで引き出せないので、無理のない金額から始めるのが正解だと感じています。

掛け金の上限は加入状況によって異なります(2026年5月時点)。

加入状況月額上限
企業年金なし会社員23,000円
企業型DC加入の会社員20,000円
公務員20,000円

なお、2026年12月には制度改正が予定されており、企業年金なしの会社員は月62,000円まで引き上げられる見込みです。最初は余裕のある範囲から始めれば十分です。

営業職は賞与や給与が月ごとに変動しやすいので、固定費を増やしすぎない意識は大事です。慣れてきたら増額できます。

STEP 3:会社に書類を提出する

会社員がiDeCoに加入する際、事業主(会社)に「事業主証明書」を記入してもらう必要があります。総務や人事に依頼する形です。

会社によっては担当者がiDeCoに慣れていないこともあるので、「個人型確定拠出年金の事業主証明書です」と説明資料も一緒に渡すとスムーズです。

失敗談|最初は預貯金型で運用して損をしていた

iDeCoを始めた当初、運用商品を「元本確保型(預貯金)」にしていました。「損したくない」という気持ちからです。

しばらくして気づいたのは、iDeCoの口座管理手数料(月171円)が運用益を上回っていたこと。元本確保型では利息がほぼゼロなので、手数料分だけ実質マイナスになっていたんです。

その後、全世界株式インデックス(いわゆるオルカン)に切り替えました。長期運用が前提のiDeCoでは、ある程度リスクを取って運用する方が理にかなっています。

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営業職にiDeCoが特に向いている理由

営業職は、月によって給与や賞与が変動することが多いです。成績次第で収入が上下する、というのは営業あるあるですよね。

だからこそ、毎月一定額を「将来の自分への強制貯蓄」として積み立てる仕組みがあると、老後の不安が和らぎます。収入が不安定な月があっても、iDeCoの積立は淡々と続いている、という感覚です。

また、掛け金が全額所得控除になるので、所得が高い月・年ほど節税効果が大きくなるのもポイントです。

よくある質問

Q. 転職したらiDeCoはどうなりますか?

転職先でも会社員として働く場合、iDeCoを継続できます。新しい勤め先で事業主証明書を再提出する手続きが必要です。前職で企業DCに加入していた場合は、iDeCoへの移換手続きも忘れずに。

Q. 月5,000円では少なすぎますか?

全然そんなことはありません。少額でも長期間続けることに意味があります。慣れてきたら金額を増やすこともできます。無理のない金額からスタートするのが継続のコツです。

Q. 途中でやめられますか?

掛け金の拠出を一時的に停止することは可能です。ただし積み立てたお金は60歳まで引き出せません。生活費に支障が出そうなら、掛け金を最低額(月5,000円)に下げるのも手です。

まとめ

転職をきっかけに始めたiDeCoですが、今は「やっておいてよかった」と感じています。

「始めようと思っていたけど、なんとなく後回しにしていた」という方は、まず証券会社の口座開設だけでも動いてみてください。動き始めると意外とすんなり進みます。